情報委員のK.Tです。
前回ブログで取り上げた「白山薪能」に引き続き、夏の古典芸能祭「尾口のでくまわし」が8月8日(土)午後7時より、JR松任駅前松任城址公園特設舞台にて行われました。
夏の夜の野外での上演は初めてだそうで通常は冬に上演されています。
外で演じることができるのも夏ならではですね。
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当日は印象が大きく異なる2つの「でくまわし」を見ることができました。
まずは深瀬でくまわし保存会による「大江山」
初段は腰幕を張った内側で素朴な「でく」(人形)の腰部の後ろから両手を差し込んで、「でく」と手が一体となります。古浄瑠璃に合わせて「でく」を操り、素朴な味わいがあります。
それに対して東二口文弥人形浄瑠璃保存会による「大職冠」初段・二段は文弥節の流れをくむ独特の語りや三味線、足踏みの音を入れるのが特徴です。「でく」と舞い手が一体となり大きな動きを見せます。
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それぞれ異なった「でくまわし」を見比べることができてよかったです。
ここで一句
「 でくまわし 語り部のうた 魂入る(いる) 」
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