2018年6月22日金曜日

清凉寺

情報委員のK.Tです。
釈迦如来立像のある本堂

 清凉寺 京都嵯峨野にある浄土宗のお寺

 宋から持ち帰った釈迦如来立像(お釈迦様が37歳の頃の姿)が安置されていることから「嵯峨釈迦堂」と呼ばれています。普段はこの立像を拝観することは出来ませんが、私が訪れた6月17日は、とてもラッキーなことに拝観することができました。
本堂の北側に位置する弁天堂

 立像の中には、絹で作られた五臓六腑の模型が入っていたとのこと。10世紀末の東洋医学の知識を知る大発見と言えます。

 高さ162cmの釈迦如来立像は、日本仏像と異なり、頭はガンダーラ仏像に見られる縄あげの頭髪、大きな眉、整った鼻筋、衣装は体に張り付いた水文の様な飛騨のある薄手の衣など、異国情緒たっぷりのエキゾチックな仏像です。

ここで一句
「成道の ブッダのお姿 嵯峨釈迦堂」
行く道すがらの紫陽花

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