2019年3月6日水曜日

山中芭蕉館

情報委員のK.Tです。

 芭蕉館は、築百年の白壁鉄扉造りの宿屋建築です。その耐火構造のおかげで、昭和6年の大火の折にも類焼をまぬがれました。


 1階には、四百年の歴史を持つ山中漆器の人間国宝 川北良造氏の名品が展示されています。2階には、芭蕉に関する資料が、展示されています。芭蕉は山中温泉を訪れ、泉屋に9日間逗留しました。有名な句「山中や 菊はたおらじ 湯のにおひ」を残しています。そして門弟の曾良と別れたのも、この山中です。

ここで一句
「門弟との 苦楽もあまた 旅の空」

2019年3月5日火曜日

山中こおろぎ橋

情報委員のK.Tです。

 こおろぎ橋は、総ヒノキ造りの珍しい橋です。現在の橋は平成2年に架け替えられたものですが、平成31年4月中旬より、橋の架け替え工事が始まります!!
 工事は、11月頃完成予定となっています。

 呼び名の由来は、かつて行路がとても危なかったことから「行路危(こうろき)」という説と、秋の夜に鳴くコオロギから由来するという説があります。
 山中温泉の代表的 景勝地で、四季を通じて楽しませてくれます。

ここで一句
「雪解け 川の水面に遊ぶ マガモかな」

2019年3月4日月曜日

山中あやとり橋

情報委員のK.Tです。

 あやとり橋は、鶴仙渓の上流にあるこおろぎ橋と下流の黒谷橋のほぼ中間に位置する徒歩専用の橋です。草月流三代目家元 勅使河原宏氏がデザインしたもので、紅紫色の湾曲した橋はなんともお洒落です。

 あやとり橋から、大聖寺川上流のこおろぎ橋までの約500m程の自然遊歩道を散策しました。石畳や飛石、小さな滝、苔におおわれた橋など、川の音を聞きながら、鳥のさえずりを聞きながら・・・

ここで一句
「春光や 紅紫のS字 あやとり橋」