2020年2月21日金曜日

ひのき細工


情報委員のK.Tです。

 何とも味のあるねずみのひのき細工。

 昨年の干支、いのししの親子もあたたかい思いが伝わってきます。

 ひのき細工の歴史は古く、江戸初期に白山麗の旧尾口村深瀬地区を訪れた旅の僧が、村民にひのき笠の作り方を伝授したのが始まりだそうです。
 ひのき笠は軽く、通気性が良く、耐久性もあり山仕事や農作業に利用されました。精巧な編み目は熟練のなせる技です。

ここで一句
「春近し 母の自慢の ひのき笠」

2020年2月20日木曜日

加賀一の宮駅舎



情報委員のK.Tです。

 北陸鉄道の石川線は、もともとこの「加賀一の宮駅」まで運転されていましたが、200911月に、鶴来駅から加賀一の宮駅までの区間2.1kmが廃止されました。
休憩所になっています。

 1927年に竣工されたこの駅舎は、白山比咩神社の門前駅にふさわしい木造建築です。廃線後、取り壊されることも協議されましたが、現在は手取川キャニオンロードを利用する人たちの休憩施設として活用されています。

ここで一句
「雪解の 手取峡谷 黄門橋」


2020年2月19日水曜日

令和の梅 ほころぶ



情報委員のK.Tです。
俳句館のお庭は無料開放されています。

 千代女の里 俳句館に隣接する日本庭園「紫雲園」に植樹された「令和の梅」が初開花しました。
 令和の梅は、令和元年51日の改元時に命名されたものです。


俳句館の室内からも楽しめます。

 その開花を心待ちにしていましたが、ついに令和225日頃、一輪咲きました。3月上旬には満開になる見込みです。

ここで一句
「初開花 令和の梅の 白一輪」